Claude 学習カリキュラム — レベル別・体系的学習パス
Anthropic Academy 由来の教材資産(courses/ の日本語全文ガイド・各レベルのページに埋め込まれた対話ウィジェット・疑似ターミナル)を、レベル分けされた段階的な学習パスに再構成したカリキュラム。制作元の教材動画(Academyコース本編14本+総まとめ/深掘り/ダイジェスト等の補助動画5本=計19本)はアーカイブとしてリポジトリ内に残る(カリキュラム本文には非埋め込み)。設計判断の記録は DESIGN.md(Codexレビュー反映済み)。
- 作成: 2026-07-11 / オーナー: にしざき
- 🌐 ブラウザで学ぶ: ../site/index.html(このカリキュラムのHTML版。進捗保存・インタラクティブ診断・問題カード・間隔反復ドリル(FSRS)・全文検索・図解つき)
- 🧠 設計の根拠: PEDAGOGY.md — 学習科学のエビデンス(検索練習・分散学習・マルチメディア原則ほか)と教材機能の対応マップ(2026-07-12 リサーチ)
- 使い方の核: 各モジュール = 読む → やる → 自己チェック。読むだけで先へ進まない。
- 全レベルで一つの累積キャップストーン「ドキュメント調査アシスタント」を育てる(下記)。
全体マップ
| Lv | ファイル | 範囲 | 前提 | 目安時間* | CCA | 力量マップ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| L0 | level-0-orientation.md | Claudeの全体像・製品群・AIの能力と限界・AI Fluency | なし(免除試験あり) | 6〜10h(診断のみ0.5h) | — | 前提教養 |
| L1 | level-1-api-basics.md | API基礎(リクエスト〜構造化データ) | L0 or 免除 | 8〜12h | ④ | D |
| L2 | level-2-prompting-evals.md | プロンプト設計と評価 | L1 | 8〜12h | ④ | D, E |
| L3A | level-3-tools-rag-features.md 第1部 | Tool Use | L2 | 10〜15h | ② | A, C, D |
| L3B | 同 第2部 | RAG・高度な機能 | L2(L3Aと並行可) | 12〜18h | ⑤ | D, E |
| L4 | level-4-mcp.md | MCP(基礎+advanced) | L3A | 10〜15h | ② | C |
| L5 | level-5-claude-code.md | Claude Code マスター | L1(L2推奨) | 10〜15h | ③ | B |
| L6 | level-6-agents-production.md | エージェント設計+本番運用(2部構成) | L3A+L3B(設計はL4推奨) | 15〜20h | ①⑤ | A, E |
| S | safety-security.md | 安全性・セキュリティ(横断必修) | — | —(各レベルに組込み) | 横断 | 横断 |
CCA(Claude Certified Architect – Foundations。同日ローンチの非技術者向け新資格「Claude Certified Associate – Foundations」とは別物、certifications/README.md 参照)ドメイン: ①エージェント設計 ②ツール設計・MCP ③Claude Code ④プロンプト・構造化出力 ⑤コンテキスト管理・信頼性 *目安時間は演習込みのラフな見積もり。低コスト版を使えば短縮可・個人差大(絶対値より相対的なボリューム感の目安として使う)。
前提グラフ(一本道にしない)
L0(免除可)
└─ L1 ─┬─ L2 ─┬─ L3A ─┬─ L4 ┄┐
│ └─ L3B ─┴──────┴── L6(設計+運用)
└─ L5(L2推奨、L2〜L4と並行可)
S 安全性: L1〜L6 の各修了ゲートに必須問題として組込み
※ 実線=必須前提、┄=推奨。L6 の必須前提は L3A+L3B
- API・エージェント系(L2→L3→L4→L6)と Claude Code実務系(L5)は分岐可能。既習者は診断で飛ばしてよい。
- L3AとL3Bは並行受講可。L4に必要なのはL3Aのみ。L6 の必須前提は L3A+L3B で、L4 は L6(設計パート)の推奨前提であって必須経路ではない。
レベル診断(どこから始めるか)
上から順に答え、各項目を独立に判定する(最初の「いいえ」で止めない)。「いいえ」だった項目のうち、前提グラフ上の前提を満たしているものから着手する(例: Q7 だけ「いいえ」なら L5 から始めてよい。Q4・Q5 が両方「いいえ」なら L3A/L3B は並行受講できる):
- Claudeのモデルファミリーの使い分け・製品群(claude.ai / Claude Code / Claude API / Claude Cowork)の使い分け・AIに任せてよいタスクの判断基準を説明できる → いいえなら L0
- Messages APIでマルチターン会話・system prompt・streaming・JSON構造化出力を実装したことがある → いいえなら L1
- 自分のプロンプトにevalデータセットを作り、スコアで改善を確認したことがある → いいえなら L2
- tool useのループ(スキーマ定義→tool_use→tool_result)を自分で実装したことがある → いいえなら L3A
- RAGパイプライン(chunking→embedding→検索→生成、必要に応じてCitationsで根拠を明示)とprompt cachingを実装したことがある → いいえなら L3B
- MCPサーバー(tools/resources/prompts)を書いてclientから接続したことがある → いいえなら L4
- CLAUDE.md・カスタムコマンド・skills・subagents・hooksを自分のリポジトリで運用している → いいえなら L5
- リトライ・コスト監視・回帰evalを備えた本番相当のエージェントを設計・運用したことがある → いいえなら L6
補助診断: certifications/cca-prep.md を学習前に1周解き、ドメイン別の弱点をこの表のレベルに対応づける(答え合わせは記録のみ、解説の熟読は該当レベル学習後)。
修了ゲートの共通運用(全レベル共通)
- 判定配分: 知識確認 20% / 実技成果物 60% / 設計判断の説明 20%。総合80%以上で合格。
- 安全必須項目(各レベルに指定、safety-security.md 参照)は配点と独立に全問正解が必要。
- 実技はルーブリック採点: 機能・堅牢性・安全性・評価・説明 の5観点 × 0〜3点(各レベルファイルに掲載)。
- 演習の提出物は最低4点: 実装/テスト・evalデータ/実行結果/設計判断メモ。
- 採点方法: 自動テスト+固定ルーブリック+Claudeによる一次レビュー+本人による反証(Claudeの採点を最終真実にしない。評価理由と該当証拠を出させる)。
- 遅延チェック: 修了1〜2週間後に10〜20分の復習チェック。落ちたら該当モジュールを復習キューへ(修了取消はしない)。
- 部分合格: 不合格項目だけ補習。合格済み項目は保持。
- 修了したら: skills/competency-map.md の該当項目を証拠リンク付きで更新(段階2=ガイド付き成果物/段階3=未知の類題を自走/段階4=代替案比較+他者向け説明)+ 学習ログ(リポジトリ内
log/)に1行。
累積キャップストーン「ドキュメント調査アシスタント」
手元のドキュメント群(例: このリポジトリの教材群)について質問に答えるアシスタントを、レベルごとに育てる:
| Lv | 形態 | 増分 |
|---|---|---|
| L1 | 第1形態 | 構造化出力つきチャットCLI(マルチターン・system prompt・JSON出力) |
| L2 | 第2形態 | evalハーネス追加(テスト10件以上・code/model based採点・ベースライン記録) |
| L3A | 第3形態 | tool呼び出し追加(ドキュメント一覧・読み取りをtool化) |
| L3B | 第4形態 | RAG+prompt caching追加 |
| L4 | 第5形態 | tool群をMCPサーバー化し Claude Code / Claude Desktop から接続 |
| L5 | 第6形態 | Claude Codeで保守できる状態に整備(CLAUDE.md・コマンド/skill・subagent・hook) |
| L6 | 第7形態(最終) | リトライ・観測・安全ゲートを追加し本番相当に(回帰evalをCI的に回す) |
各レベルの成果物を残す場所は任意(推奨: ~/work/dev/ 配下に専用リポ)。成果物へのリンクが力量マップ更新の証拠になる。
CCA対策との接続(副線)
本線は実務能力順。CCA形式への変換は各レベル修了後に副線で行う:
| タイミング | やること |
|---|---|
| 学習前 | cca-prep.md を診断として1周(解説は読まない) |
| L2修了後 | ドメイン④の問題を再診断+自作類題 |
| L3A修了後 | ドメイン②(ツール設計)を再診断 |
| L3B修了後 | ドメイン⑤を再診断 |
| L4修了後 | ドメイン②(MCP統合)を再診断 |
| L5修了後 | ドメイン③を再診断 |
| L6修了後 | ドメイン①+⑤を再診断 |
| 全レベル修了後 | 5ドメイン混合の最終模試(cca-foundations.md の受験準備チェックリストへ) |
⚠️ CCAの形式・配点・合格点は暫定情報(cca-foundations.md 参照)。公式Exam Guide入手後にこの表のマッピングだけ更新する。
進捗トラッカー
ステータス凡例: ⬜ 未着手 / 🟡 進行中 / ✅ 修了(ゲート合格)
「成果物リンク」列には成果物への参照に加え、キャップストーンの統合済み形態番号もここに記す(例: 「第4形態(L3A統合済み)」——L3A/L3B を並行受講した場合にどちらの系譜の第4形態かが分かるように)。
| Lv | 状態 | ゲート合格日 | 遅延チェック(+1〜2週) | 成果物リンク |
|---|---|---|---|---|
| L0 | ⬜ | (なし・免除試験のみ) | ||
| L1 | ⬜ | ⬜ | ||
| L2 | ⬜ | ⬜ | ||
| L3A | ⬜ | ⬜ | ||
| L3B | ⬜ | ⬜ | ||
| L4 | ⬜ | ⬜ | ||
| L5 | ⬜ | ⬜ | ||
| L6設計 | ⬜ | ⬜ | ||
| L6運用 | ⬜ | ⬜ | ||
| 最終模試 | ⬜ |
教材資産へのポインタ
- 日本語全文ガイド(動画字幕ベース): building-with-the-claude-api(約490KB・75レッスン) / introduction-to-mcp / mcp-advanced-topics / claude-code-in-action / claude-code-101 / introduction-to-agent-skills / introduction-to-subagents
- 各レベルのページの「読む」には対話ウィジェット(:::dialogue)・疑似ターミナル(:::terminal)がその場で体験できる形で埋め込まれている。制作元の教材動画(日本語・ずんだもん×四国めたん、Academyコース本編14本+補助動画5本=計19本)はアーカイブとしてリポジトリ内
videos/に残るが、カリキュラム本文には埋め込まれていない - 資格: certifications/(CCA Foundations 対策・Academy修了証)
- 鮮度注意: モデル名・UI・料金など変化の速い情報は各ファイルの「最終確認日」を確認し、古ければ公式(https://platform.claude.com/docs / https://anthropic.skilljar.com)で再確認する。