Claude 学習
カリキュラム

Claude 学習カリキュラム — 設計書

カリキュラム本体を書く前の設計合意文書。v2(2026-07-11 Codexレビュー反映済み・確定版)。設計判断の記録として残す。

目的

Anthropic Academy 7コースを修了したものの「テストを受けてまだ理解が足りない」という実感があった。 断片的な知識を、レベル分けされた体系的・段階的な学習パスに再構成し、 「読む → 手を動かす → 自己チェック」のループで確実に積み上げられる教材を作る。

設計原則

  1. 既存資産を最大活用: courses/ の全文日本語ガイド(動画字幕ベース)、教材動画14本、CCAドリルへの参照で本文の重複を避ける。カリキュラム側は「パス(順序・目標・演習・チェック)」に集中する。
    • 注意: 全文日本語ガイドがあるのは Building API / Claude Code 2コース / MCP 2コース / Agent Skills / Subagents の7つ。L0系コースと Bedrock/Vertex は日本語動画+英語ノートが主教材。
  2. 各モジュール = 読む→やる→確認: 参照教材、手を動かす演習、自己チェックをワンセットにする。
  3. レベル間に修了ゲート: 証拠ベースで判定(後述)。
  4. 力量マップと連動: 各レベルが skills/competency-map.md のどのドメインを伸ばすか明記。数値更新には証拠リンク必須(段階2=ガイド付き成果物 / 段階3=未知の類題を自走 / 段階4=代替案比較・他者向け説明まで)。
  5. 日本語・Markdown・ローカル完結: 外部リンクは公式ドキュメントのみ。
  6. 鮮度管理: 変化の速い製品仕様(モデル名・UI・料金)はモジュール単位で「最終確認日」を付け、原理・設計判断と分離する。

レベル構成(確定)

Lv タイトル 範囲 前提 CCAドメイン
L0 オリエンテーション(診断付き) Claudeとは/モデル/製品群/AIの能力と限界/AI Fluency (4D) なし(免除試験あり)
L1 API基礎 アクセス/リクエスト/マルチターン/system prompt/temperature/streaming/構造化データ L0 or 免除
L2 プロンプト設計と評価 prompt engineering/evalワークフロー/model・code based grading L1
L3A Tool Use tool use一式/スキーマ設計/fine grained/エラー回復 L2
L3B RAG・高度な機能 RAG/extended thinking/画像・PDF/citations/prompt caching/code execution L2(L3Aと並行可)
L4 MCP 基礎(tools/resources/prompts)+advanced(sampling/roots/通知/transport) L3A
L5 Claude Code マスター 基礎操作/CLAUDE.md/コンテキスト/コマンド/MCP連携/GitHub/hooks/Skills/Subagents L1(L2推奨)
L6 エージェント設計と本番運用 【設計】workflows・agents・Agent SDK 【運用】Batch/リトライ/コスト/観測/回帰 L3A+L3B(設計はL4推奨) ①⑤
S 安全性・セキュリティ(横断必修) インジェクション/ツール結果の不信/最小権限/HITL/MCP信頼境界/レッドチームeval 各レベルのゲートに組込み 横断

ファイル構成(確定)

curriculum/
├── README.md                    # 全体マップ・前提グラフ・レベル診断・共通ゲート運用・進捗トラッカー・CCA接続表
├── DESIGN.md                    # この設計書
├── safety-security.md           # S: 横断必修モジュール(各レベルのゲートから参照)
├── level-0-orientation.md
├── level-1-api-basics.md
├── level-2-prompting-evals.md
├── level-3-tools-rag-features.md  # L3A / L3B の2ゲート内包
├── level-4-mcp.md
├── level-5-claude-code.md
└── level-6-agents-production.md   # 設計 / 運用 の2部構成

演習設計(全モジュール共通の型)

各演習は5段階で構成する:

  1. ベースライン: 動く例を動かし、失敗や品質を記録
  2. 設計・実装: 学習者が自分で作る
  3. 敵対テスト: 境界値・曖昧入力・敵対入力・API失敗を投入
  4. 測定: 正確性・レイテンシ・トークン・コスト
  5. 言語化: 採用案と却下案、トレードオフを短く説明

提出物は最低4点: 実装 / テスト・evalデータ / 実行結果 / 設計判断メモ。 費用・外部依存のある課題には固定fixture・記録済みレスポンスの低コスト版を併記。 足場は段階的に外す: 序盤=手順付き → 中盤=要件のみ → 終盤=障害シナリオのみ。 自己チェックは用語の再認問題でなく「どれを選ぶか・なぜ棄却するか・何が壊れるか」のシナリオ問題を中心にする。 例外: L0 の演習(診断=免除試験を前提とした軽量版)と、実装を伴わない判断・比較のみのモジュール(例: L6 6.4 の選定メモ)は、この5段階型の適用外。

累積キャップストーン

L1〜L6で一つのプロジェクト「ドキュメント調査アシスタント」を育てる:

修了ゲート(証拠ベース)

CCA対策との接続(副線)

レビュー履歴

Claude 学習サイト — 完全ローカル静的サイト(build.py で生成)。進捗はこのブラウザの localStorage に保存されます。